インターネットがようやく普及した頃
ホームページビルダーっていうソフトでホームページを作ったのが
私のホームページ作成歴の、最初の一つ目だったなーと。
久しぶりに、自分の公式ホームページをいろいろといじっていて
時代の進化を感じるとともに、あの黎明期のヘンテコな世界を
ふっと思い出してしまいました。
ブログ以前のホームページって、なんか良くも悪くもチープでカラフルで。
今みたいにテンプレートがないから、整理されていなくて
それぞれ自由に作っている感じが、面白かったなーって。
"あなたは何人目の訪問者です"みたいなカウンターとか。
最初のページは入り口だけで、ENTERってボタンを押すと、入れる見たいな。
あれは、あれでなんかドキドキしましたね。
ネットっていうのが、今みたいに普段の生活の延長って感覚ではなくて
個人的には、どっか宇宙っぽい、謎の世界につながる通路(笑)みたいな
感覚だったなーって思います。
あの頃のホームページって今から考えると、学級新聞とか
ZINE(手作りの小冊子)に近かったなーって。
「正解」がないから、手探りで進めて行ったら
皆ガラパゴス的な、独自の進化を遂げていた、見たいな。
今では、ネットで、そういうガラパゴス的な香り(?)を感じるような
謎の世界につながる感覚は
あまりなくなってしまった感じがしますね。
多分、いまでもそういう個人が発信している
濃厚な世界は存在しているんでしょうけど
あまりにも、SNSなどの主流の情報の流れが大きすぎて
そこにたどり着くことが難しくなっている気がします。
むしろ、お店にそっと置かれているフリーペーパーとか
手作りのチラシ見たいなものの方に、
今では、その香りを感じることが多いかなーって思います。
偶発的に、出会ってしまう
個人が発信している世界の面白さみたいなもの。
こないだ、とあるお店のサポートで
4コマ漫画を描いたチラシを作って
配るという機会があったんですけど
予想以上に、チラシをみんな喜んでくれて
なんかそういうアナログな事が
逆に今、新しいのかもなーって思ったりしました。
とりとめもなく、そんなことを回想しながら過ごしている
7月の終わりでした。
テレビからは、ひっきりなしに第2波のニュースが流れてくる今日この頃。
参っちゃいますね。。
でも参っているばっかりではどうにもならないので
新しいムーブを生み出していくために、来月は動きます!
こうご期待です。
Keep on moving!
GOLOTA's BOOKS 店長 もとっち